ふとこの言葉を思い出した。
尼ライフ第18回、ガサキベースさんで収録させていただいた際に大工の名和さんが仰られた言葉である。
僕は今日、体調が悪い。というか、いつもどこかが不調である。年中鼻炎と胃痛をもち、風邪もひきやすく、疲れたら直径1センチの口内炎ができる。
蝉の鳴き声と川のせせらぎが気持ちの良い夏の朝に(そしてもうすぐ甲子園が始まる)、本当なら青空のゴーサインでも歌いたいものだが、現実は謎の眉間痛に悩まされた挙句、抗生物質を飲んでいる始末。
このシチュエーションでなぜだか頭の出てきた言葉が「本日もご安全に」。
調べると、もともとはドイツのエールツ山系の炭鉱夫の挨拶として使用される
「Glückauf」(グリュックアウフ)⇒「ご無事で」坑内での無事を祈る挨拶だったものを日本製鉄あたりが取り入れたものらしい。※諸説あり
これは偏見かもしれないが、「ご無事で」が文化の壁を通り日本語に変換されたときの絶妙さが好き。
これは南無阿弥陀仏とかGod bless youとかより思想のトゲがなく、より個人的で優しい響きなんじゃないかと思ったりもする。
夏風邪を拗らせているあなたに、二日酔いのあなたに、今日大事なプレゼンに臨むあなたに、デートの支度をするあなたに、家でのんびり過ごすあなたに。
この言葉を捧げたい。
本日もご安全に!


